2004年4月21日(水)

「神の守り人<来訪編><帰還編>」(上橋奈穂子・偕成社)

神の守り人<来訪編> 神の守り人<帰還編>

守り人シリーズの最新刊二巻読了。アスラを通して自らの心の闇を追い続けるバルサの想いも心に残りますが、スファルの放つ追っ手からの逃避行のあたりも手に汗握る感じで読み応えありました。ひとの意思と意思のぶつかりあいを描きながら、ベースとして冒険活劇をはずしていないところが好きですねー。