2004年3月31日(水)

NODA・MAP「透明人間の蒸気」@新国立劇場

約1年ぶりのお芝居観劇。夢の遊民社時代の作品(1991年)の再演ということで、前回公演「オイル」ほど「今」の時代に踏み込んだ表現はなかったものの、話の内容には微妙なリンクが感じられた。物語の舞台が同じ(鳥取砂丘)ということもあるけど、僕らの置かれている状況とか僕らの意識が10年以上前から変わってないとも言える。ラストも近作にしてはめずらしくあっさりしていたように思う。概してわかりやすかった。

新国立劇場・中劇場で芝居を見るのは前々回公演の「贋作・桜の森の満開の下」と今回で2度目だけど、すり鉢上の客席と奥行きのある舞台の組み合わせがとてもいい感じ。舞台の前後方向を使って芝居をやるというのはまた違った面白さがありますね。