2005年2月 6日(日)

「蛇行する川のほとり」(恩田陸・中央公論新社)

蛇行する川のほとり

読了。3部構成の部分はよかったのだけど、終章はちょっときれいすぎるのでは、という印象。なぜ香澄は毬子にだけ真実を話したのか動機付けがいまいちわかりませんでした。あれだと芳野さんがなんだかかわいそうに思えてしまう。

僕の中ではっきりと輪郭を持って感じられたのは真魚子さんだけかな。