「これまでのあらすじ。」(2000年10月分)

by じょばんに/みわやすたか(miwa@naucon.org)

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10月2日(月)

■読書の秋

読書の秋。 先日から十二国記シリーズ『月の影 影の海』『風の万里 黎明の空』 (小野不由美・講談社)を再読していました。

シリーズ中では『図南の翼』の珠晶の痛快さも捨てがたいですが、 やはり上記二作にある陽子のどうしようもない苦難との格闘に 心を奪われずにはいられません。読みながらなんども涙しました。

宮沢雪野が「自分で自分のこと言うのって、案外あてにならないものだよ」 と言っていますが、十二国記、特に陽子の話を再読してみて、自分で自分が 何者でいったいどうすべきなのかを知るためには、極限の孤独に立たないと 見えてこないのではないかと、そんなふうに思いました。

普段はいろんな人とかモノとの関わりの中で生きているので、 自分で自分のことを考えようとすると、「関係の中にいる自分」として 捉えざるを得ない部分があると思います。そうするといつまでも 自分の自分である部分ってきちんとした形で見えてこない。 そもそも「ほんとの自分」なんてものは何もないのかもという気もします。

たとえ「ほんとの自分」に一番近づけるのが、絶対的孤独に立ったとき であったとしても、それはこの世に生きてる限り永遠にやってこない 瞬間なのかもしれません。ただこの陽子の話を読むことで、 疑似的に体験的にその孤独へ近付けるのではないかと思います。

今は亡きおおひがみ氏が、なぜ常にかばんにこの十二国記シリーズをいれて 何度も何度も読んでいたか、その理由がちょっとわかったような気がします。 (とかいうとおおひがみ氏に「なんだコノヤロー」といわれそうですが)


10月10日(火)

■『Neo-Generation』

週末に車でふらりと横浜へ。ビブレの上のソフマップでアームレスト (机に取り付けて肘を支えてくれるやつ)を探しにいったのだけど 404。駐車場代払うのもばかばかしいので、3000円以上のお買い物ゲームって ことで、地下のHMVで丹下桜4thアルバムげっと。 相方が「ふつーそこで声優のCD買うかー? 」 という目をよこしていたのは秘密(汗;。

とりあえず一通り試聴。「TO LOVE」に悶絶。 ベストアルバム『Sakura』にも入ってるけど、アレンジ次第でこんなに 印象違うのかと思いました。もちろんオリジナルの『Neo-Generation』 のが好き。これであと『Alice』でcompleteかな(『MARINE』はあまり買う気ない)。

でも密かにDVD『New Frontier』も欲しくなってきた(ぉ。 1度でいいからコンサート行きたかったなー。 今年は浩子さんのもないし(夜会はあるけど)、野田地図の番外公演「農業少女」 はチケット取れなかったし、なんだかちょっとそういう方面に飢えてますー。 うう。


10月12日(木)

■読書の秋・その2

「西の善き魔女 外伝2 銀の鳥 プラチナの鳥」 (荻原規子・中央公論新社)やっと読了。 フィリエルが南に向かったときのアデイルのちょっとした冒険譚が 綴られているわけですが、物語の切り取り方がすごくよかったです。

外伝ということもあって、物語がそれ自身で完全に完結する必要がない こともあるのでしょうけど、アデイルのものの考え方とか気持ちを巧みに、 しかも彼女の視線で捉えていて、さすが荻原さんだわと思いました。 物語の展開としては、基本的に王道でお約束の部分が多い。けれども、 そのぶん登場人物の心理描写がよくなされていて、気持ちの一体感が 素直に感じられる。まーこれも児童文学の醍醐味の王道というところでしょうか。

ヴィンセントが女王候補である親友のアデイルに向かって グラール国女王制についてひとしきり話したあと、 最後に交わす言葉がなんとも二人の仲を示すようで印象的でした。 以下、引用しておきます。

ヴィンセント「これらは、小賢しいわたくしの口上だけど、つまるところは、あなたが好きよと言いたいだけでしょうね。だから、後悔なんてするはずがないのよ」
アデイル「……ありがとう」「ヴィンセントったら……本当に、あなたらしいのね」

■浩子さん101人コンサート@青山円形劇場final

今年はないのね〜と騒いでたら、 ファンクラブからチケット先行予約ハガキが届いていた(詳細情報)。finalってのに衝撃。 がーんっ。一番好きなのになぁ...青山円形のコンサートは。 Cプログラムの斎藤ネコさんゲストでオールリクエストってのは行くとしても、 残りは財布と相談かなー。でも最後だからコンプしたい気もする...うー。

CDも買ったみたいだし、行ってみない?>うぃさん(とか書いてみる)


10月26日(木)

■naucon2k

あまりの準備不足に、もはやnauconと 呼ぶのが恥ずかしかったnaucon2k(汗;ですが、先週末に奥多摩・御岳の旅館で 無事開催することができました。 今回は上映会での英語版『カリオストロの城』がなかなかの見物でした。 英語をあててる声優さんの選択が絶妙で、ひさしぶりにクラリス萌え〜な ひとに(笑)。

そもそもの日本語のセリフがわかってるので、英語をちょこちょこ聞き取り ながら脳内変換。全部ってわけではないですが、英語の表現の方がより 具体的でわかりやすいですね。もちろん日本語独特の表現(「さっすが 昭和ヒトケタ」とか)は、そのまま英語にしてもサッパリなので、 どうしてもそうなりがちだとは思いますが。

『カリ城』の舞台に英語がふさわしいかは別問題として(仏語か伊語?)、 これはこれで味があって、作品の別な楽しみ方が広がったように思いました。 日本語とちゃんぽんでまぜまぜで入ってたりするとさらに雰囲気が出て面白いかも。 とりあえずDVD輸入してみようかと思ってます。

あとは、ロボットの話題がいろいろと。 HONDAのP3にセーラー服を着せるとか、 自動小銃を持たせて都市制圧とか、AIBOに爆弾背負わせて軍用犬とか。 最新技術の最初の応用先は酔狂趣味娯楽方面か軍事方面かどっちかと相場が 決まってるので、今後もその方面の話題には事欠かないかもしれません。

「エンジニアの頭の中にあるのは鉄腕アトムじゃなくてマルチだろう」という話は そこここで公然(?)と語られていたりするわけですが、鉄腕アトム以来、 アンドロイドが出てくるお話は腐るほどあるのに、 その中でなぜにマルチがシンボル的存在と成り得たのか、 というのを考えてみると社会学的考察が出来くもないですが、 僕はマルチ萌えなひとじゃないので...識者の方の意見が聞いてみたいところれす。

■ときめもファンド

ネタとしては面白いよね(ぉ。

それはともかく償還予想額の表が『ときめも3』と『新ときめも』のマトリックスに なってるところがどうも腑に落ちない的。よく見ると、それぞれ10万本が損益分岐点 っぽいのだけど、売上的にはどっちが売れてもよいわけで...だけど『ときめも3』が 40万本売れても『新ときめも』が10万本いかなかったら元本割れというのは なんだろう。『ときめも3』が10万本いかないというのはちょっと考えにくいので、 つまり新しく女性向けに作る『新ときめも』に対するリスクをヘッジしているような 気がするのは深読みしすぎかなぁ...。

本当にそうなのかはともかく、 確実に販売数が見込める作品をファンドに組み込んで資金調達して、 その一部をマニア市場向けの作品に回すことで、作り手側はリスクヘッジできて かつマニア性の高い作品をクオリティを落とすことなく、またそこそこの価格で 提供できるかもしれないと思うと、そういうのもありかと思いますが。

いずれにしても今後の動きには注目したいところ。 ネタによっては触手伸びるよな...こりわ(汗;。


10月31日(火)

■大阪ちゃん

>ぐはーっ(^^;、どうもありがとうございます〜。 うい氏ビジョンで見ると、やはり大阪ちゃんとてむちむちして しおらしく見えてしまいますな (っていうかそういう大阪ちゃんを見たくてリクエストしたというのもある)。

でも今回の『あずまんが2』で自分的株が急上昇したのはやはりよみちゃん。 正直1巻では印象薄くてややお守役の感が否めなかったけど、 冷静な発言と突っ込みの影で見せるふつーの女の子っぽいところが、 なんともいじらさを引き立てていてよいなり。眼鏡なのは御愛敬(は?)。

やはりあずまんがキャラで下校する出立てはないものか...(ぉ。


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