読書日記(ウホッホ探検隊)
by 鈴木 宏枝
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ウホッホ探検隊(うほっほたんけんたい)
原題(N/A)読んだ日2001.9.4
著者干刈あがた(ひかりあがた)訳者(N/A)画家(N/A)
出版社朝日新聞社出版年月日2000.2.1原作出版年(N/A)
感想「ウホッホ探検隊」(『ウホッホ探検隊』福武書店1984.2) 「プラネタリウム」(『樹下の家族』福武書店 1983.10) 「幾何学街の四日月」(『ゆっくり東京女子マラソン』福武書店 1984.8) 「月曜日の兄弟たち」(『ウホッホ探検隊』福武書店 1984.2)
 ぴりぴりとした、どこかに後悔を抱えつつ、それと共に強く生きていこうという女性。結婚生活のボタンの掛け違い、その後の人生、それにまきこまれる子どもたちの視点と、子どもたちへの視点。
 社会の状況も今は変わってきているけれど、本当は、一人一人の痛さは変わらない…か、もっと痛いかもしれない。離婚に真摯に向き合って、生き方を考えるというのは、それぞれの問題として大切だし、「ウホッホ探検隊」の真摯さと太郎と次郎の子ども像を、新鮮に感じた。


鈴木 宏枝
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