読書日記(潮風にふかれて)
by 鈴木 宏枝
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潮風にふかれて(しおかぜにふかれて)
原題Die Reise Zur Wunderinsel読んだ日2000.10.6
著者Klaus Kordon(クラウス・コルドン)訳者いそざき康彦画家(N/A)
出版社さ・え・ら書房出版年月日1988.4原作出版年(N/A)
感想 『モンスーンあるいは白いトラ』に比べるとずいぶん小粒だけど、それなりにおもしろかった。環境問題、家族の再編、異国での出会い、海洋の冒険のおもしろさ、チャレンジとよき結果など、いくつも要素があって、どの角度からも読める。ただ、おもしろい物語はそのあわいが混沌としていて全体を楽しむことができるのだけど、この作品は、それぞれの要素がなんとなく独立している感じで、あまり調和していないように思った。「インドの神秘」だけが妙にリアルで、あとはむしろファンタスティックな冒険物語。ギリシャとスリランカに行ってみたくなった。コスタスは、重要なわりに、やや中途半端な登場人物だったのではないか?


鈴木 宏枝
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