「風使い通信vol.8++」WWW版よもやま話。(3月分)

• ごめん。いろいろあったのだが終電が近いのでこれにて(雨の日はこれだから...)。

• かれこれ10日近く何をしていたか。いやこれが正直言って恐ろしい日々でありました。

• 3月2,3日の中華街＆第３新東京市視察温泉ツアーは、まぁおいといて(って#23があれじゃなぁ...報告を書こうにも「そんなことやってる場合じゃないぜ」状態だし)。

• その後はいろいろ死んでました。なんでこんなにすることが次から次へと。春休みじゃなかったのか!? ほとんどぱぴゅ〜状態でした(意味不明)。病み上がりにすることじゃない。このままいくと真面目に病院へ出戻りだぜ。

• 月曜日に夜に某六＊屋のラーメン(当然普通でしかもあぶら少なめ)を食っただけで、七転八倒の腹痛に1時間ほどさらされました(真面目に再入院が頭をよぎったぞ)。もうラーメンすら食えない身体になりつつあるかも。嫌的。

• で、本題。やっと「風使い通信vol.8++」の著者配布分が完成しました。長らくお待たせしてすみません。

• まだ付録の印刷が残っているのですが、3月中には間違いなく皆様のお手元に届けさせていただきます。ちなみに冬コミ分に生じていた画像荒れの印刷ミスを直しての完全版です(完璧とは言わない(^^;)。

• 昨日は秋葉原で散財(CD 3枚,CD-ROM 2枚,CDS 1枚)。しかも「エヴァ」抜き(笑)。以下内訳。
  • CD 岡村 孝子「ブランニュー」
    なんとなく買ってみた。嫌いじゃないけど、この人これからどうするのだろう。Break through は待っているのかな。その辺に期待しつつ。

  • CD VOICE LAND「銀河鉄道の夜」
    めっけもの第1弾。どういう企画なのか、はたまたFMドラマの採録なのかは知らないが、ジョバンニの母 役を須美さまがやってるという一点で買ったもの(^^;。

  • CD VOICE LAND「少年アリス」
    めっけもの第2弾。例の長野まゆみの作品だが、これも以前FMドラマ化されてるんだよね。とりあえずアリス 役を緒方恵美、蜜蜂 役を高山みなみがやってるというこれまたおいしい作品。

  • CDS 岩男 潤子「空のオカリナ」〜NHK みんなのうた
    昼前に麦茶さまと増刷分の打ち合せをしているときにたまたま話題になったので買ってみたもの。岩男 潤子さんに作詞・作曲 谷山 浩子、編曲 斉藤 ネコというこれまたおいしい1枚(^^)。ちなみにc/wは「ハープガーデン」でこれも同じメンバ。切れてまくっていた(笑)「アニメージュ4月号」に、岩男 潤子さんのニューアルバム収録風景なども載ってるので要チェック。

  • CD-ROM 「イバラードの世界」
    噂の1枚。まだちょっと覗いただけだが、結構良くできてる。やっぱ井上さんの絵の透明感ってなんかいいかも。実売2800円は安い。実は始めていわゆるCD-ROMソフトというものを買ったような気がする。

  • CD-ROM 「月光浴」
    デモ版を見て気になっていたのだが、「イバラードの旅」と同じソフトハウス(Syn Forest)だったのでついでに買った。一時流行った月明りのみで写真を取った写真集「月光浴」(石川 賢治)のCD-ROM版なのでした。

• ま、そんなとこだす。

• 岩男 潤子萌え萌え(^^)。(こわれてる...)

• でまぁいろいろと。

• いや最近まじめに忙しい。自分のことで忙しいのならまだあきらめもできるが、ほとんど自分のため以外で時間がつぶれていく。まぁしょうがない部分もあるけど、生活時間の大半を占め始めるとちょっとやっぱ嫌かも。

• 結局、今日担当だった輪講は間に合わず(^^;、金曜日に延期してもらった。結局先延ばししただけでなんの解決にもなってないんだけど。げげ。

• 慶應学内のバックボーンがようやく整ってきたみたい。三田←→矢上←→信濃町でATM 30Mbpsらしい(嘘かもしんない(^^;)。あとはSFC。でもこのSFCがしゅごい重要な気がするのはここを読んでいる人はわかるでせう:)

• 岩男 潤子続報。麦茶さまの話しによれば「空のオカリナ」は次のアルバムには入らないらしい。いやしかしこんなにおいしいシングルがあっていいのだろうか。作詞・作曲・編曲はともかく、pianoがえとうなおこさんとか、当然石井AQさんもいるし、Ocarinaが旭孝さんでHarpが朝川朋之さんとかね。

• さぁ迷わず買いましょう:)

• ちなみに歌も聞けます(^^;。いやかなり筋はいいと思います。僕はいいんちょよりあやなみれいちゃんですが、歌は潤子さまかも(さまって...あんた(^^;)。

• また昨晩死にかけました(^^;。寝不足が祟ったようです。結局、病院へ行って点滴一本ドーピングして事なきを得ました。。。

• それでもしっかり「エヴァ」だけは観てから病院に行く人(^^;。...だってそのまま入院したらいつ観られるかわかんないもの(そういう問題(^^?)。

• まぁというわけで、「風使い工房vol.8++」の発送作業に若干の支障が出るやも。いまのところまだ大丈夫ですが。

• ちなみに別に病院で身体をとっかえたわけではありません(笑)。

• 「エヴァ」はだんだん末期的症状かも。まぁ最初から救われることのない話だと分かっていたけど、だったら何が故にあの話を作るのかってね。あと2話でいまさらそんな話を持ち出した理由(「エヴァ」の真相)に迫れるのかどうか。

• ゲンドウをあそこまでつき動かす力の源がユイさんだけだったりするのだろうか。それにしてはユイさんという人物像がいまいち見えてこないし。そうだとしたらほんとなんちゅー救われん話かなとか思うな。

• 救われる救われないで物語に善悪を求めるのはよくない。悪を持って善を知るということもできるから。楽しいだけの話は麻薬のようで一見甘いが、恐ろしい穴もある。だからあと2話。しっかり観ていきたいっす。

• リツコさんは死ぬのかな。

• またこんな時間(Fri Mar 15 02:30:52 1996)に...。身体こわれる...(;_;)。

• といいつつ、書く。えとレイの包帯、、、じゃなくて例のVOICE LAND CD「銀河鉄道の夜」「少年アリス」を聞きました。おおざっぱなところとしては、なんか対象をしぼりすぎって感じが否めないかなぁ。もっと真面目にドラマ作りに取り組んでいるのかと思いきや、透明感のある音楽と人気声優を使ってなんとかしようという姿勢が見え見えでいまいちでした。いや出来が悪いというのではなく、単にそういう人が聞く様に作ってあるのがね。だって行きなり最後に出演者インタビューが入ってるんだもんな(笑)。え？そんなの普通？(^^;

• 「銀河鉄道の夜」は脚本最悪。あれは認められません。まぁますむらひろし原作の映画の印象をかなり引きずってる僕も悪いけど、、、でもあれって脚本が別役実さんだから、CDと比べるほうが間違ってるというものか:-P とりあえず姫様の御声が聞けたのでよしとしませう。

  「少年アリス」。原作がうる覚え状態なんだけど、脚本は良くできてたと思うまする。でも...やっぱアリスが碇シンジそのまま(^^;だもんな。なんかこのCDのセリフから引っ張って来て遊べるぞ。あと鳥少年(？)との会話なんか、#24の渚カヲルとの会話を彷彿させてなかなかやばかったです(何が？(^^;)。シンジくんにはまってるひとにはヨダレものの逸品(笑)。

• さ、帰るか。やでやで。

• で、突然旅鉄なことを書く:) 今日雨が降っていたので、久しぶりに電車に乗って学校に来た。車窓から外を眺めていると、ふと猛烈に札幌駅に行きたくなった。なぜ札幌駅なのかはわからない。なんとなくまだ大陸的なイメージ(海外にいったことがないのであくまでイメージね)の鉄道というものが感じられる場所だからかもしれない。鉄道が僕等の憧れの地に連れて行ってくれるかっこいい乗物としてある場所。それが北海道の鉄道だと思うし、その中心となる札幌駅は、まさにその交差点だからだ。

• あのチャイムの音とアナウンスはいまでも耳に残っている。朝になると道内の各地から夜行列車が到着する。あわただしい朝のラッシュの中を長距離の優等列車が出発する。やがて「北斗星」のような長距離列車がすべり込んで来る。大きな鞄を持った人達は空港行きの列車に足早に乗り込んでいった。昼下がりの小樽へ向かう列車には小さな子供とそのお母さん。夕方。早々と出発する寝台列車。出張帰りのサラリーマンはビールを買い込んでサボのかかる自由席の列に並ぶ。帰宅する人。やがて夜の帳が降りる頃、夜行列車を待つ人々が集まる。笑ってる人。ちょっと寂しそうな顔をしてる人。いろんな思いを吸い込んで夜行列車が出て行く。そうして駅の1日が過ぎて行く。

• でも北海道での鉄道の未来は結構暗い。札幌近郊を除いて、生活の足としての鉄道という地位ははじめからなかったのだから。勢い、優等列車のみが走ることになる。それも長距離バスや飛行機との格闘。でもね。僕はそういうのが好きなんだ。なんか日常からちょっと離れたところにある鉄道。遥か遠い街に連れてってくれるもの。あくせく新幹線で移動出来ない分、そんなちょっぴり寂しげで懐古的な雰囲気が残ってる。また行きたいな。

• 眠い。帰る。じゃね。

• 矢上停電のためしばらくお休みです。

• 復活。でも最近ちょっと停滞気味。身体が。徹夜できない(;_;)。

• えとやっと「風使い通信vol.8++」の付録も出来上がりました(^^)。これであとは発送するだけです。さて3月中になんとかなるでしょう。なるのかな。いや、なってほしいなぁ(^^;。

• CD批評に引続き、CD-ROM批評。"イバラードの世界"ですが、絵ももちろんだけど音楽がなかなかで気にいってます。いわゆるBGM的な「なんだかよくわからないけどまぁ聞けるかな」というんではなくて、ちゃんと音楽と井上さんの絵があって初めて作品になってるな、という感じです。もっともそうでなきゃわざわざCD-ROMにする意味ないけど。ちゃんと音楽も"イバラード辞典"から選んで聞くこともできます(曲によっては楽譜もでてきます)。

• あとおまけに「カレンダー」ソフトがついてくるのですが、これもなかなかいいかも。ほんとにただのカレンダーなのですが、立ち上げると絵の部分が定期的に変わってくれます。ただVGAの画面にはちょっと大きすぎるというのが難点かな。17inchクラスだと問題なさそうだけどね。X版もつくってほしいな(^^;。

• 昨日から研究室のnews serverへの配送が止まっていたのだけど、やっと直ったみたい。明日は研究室こないから、明後日読むのに死にそう...。

• 昨日は渋谷に（ハル）という映画を見に行った。これ、ぢつはNIfty-Serveの映画フォーラム(FMOVIE)を舞台にしたパソコン通信恋愛映画なのだ(^^;。

• と書くと、なんだかとっても勘違い映画に聞こえるのだが(実際見るまで僕はそう信じ切っていた)、見てみるとそうでもなかった。どちらかというと恋愛映画のモチーフというかベースにパソコン通信を使ったという方が正しいような気がする。要は文通でもよかったんだけど、それでは現代としてのリアリティーに欠けるのでパソコン通信という手段をうまく利用した、という方が的確だろう。

• ちょうどトーキー以前の映画のように、映像と映像の間に二人がやりとりするメールの内容がテロップで表示される。セリフはできるだけ少なく、一切の説明を入れない(ＲＴなんて単語はNiftyの方言だから普通はわかんないよな(^^;)。無粋なパソコンの画面は出てこない。僕はこの辺にセンスの良さを感じた。

• Niftyであることすら出てこないし(笑)。
• ストーリーについてはここで書くと面白くないので、書きません。飽きずに見られます。まぁ話のリアリティはさておき、馬鹿にするかどうかはとにかく見てから決めてね、という程度には薦めておきます。いや実際僕は気に入りました。

• 全然余談だけど、どこかで見たことのある女優が出てるなぁと思ったら戸田菜穂だった。JR北海道(ぼそ(^^;)。

• やっぱ世の中に広げるべきはWWWなんかじゃなくて電子メイルだと思う。そうなってくれた方が世界が十倍は広がるような気がします。はい。

• NetNewsも面白いけど、そんなものを広げたらきっと爆発してしまうので適度がいいです(笑)。

• 最後に本題。発送作業は24日(日)に決定。って、、、そういえば住所を聞かないと送れないですね(^^;。というわけで、ここを見てたらここまで連絡ください。よろしく。＞星＠電通大さん、高崎＠京大さん

• どうやら日曜日は聖蹟桜ヶ丘らしい。

• というわけで、聖跡桜ヶ丘であった「耳をすませば」展を見てきました。展示パネルはそれほどのものでもありませんでしたが、弦楽四重奏のミニコンサートはなかなかでした。惜しむらくは、せいせきS.C内のちょっとした吹き抜けの広場でやってるのでP.A.を使ってること。結構適当なP.A.なので、音がわれて弾いてる方々にとってはちょっちかわいそうだったかも。

• よかったのは「君をのせて」と「となりのトトロ」かな。「風の丘」もよかったなぁ。久しぶりに聞いた気がする。でも「カントリーロード」は弦楽四重奏向きじゃないと思うぞ(^^;。

• というわけで、いま某車内で日記を書いてるのであった:)

• そういや会場で星＠電通大さんと会った。やはり世の中そんなもんだろう。

• 晩御飯は小林＠富士電機さんと焼肉を食った。ああ焼肉を食える身体であることの喜び。いや真面目に嬉しいかも。

• で、そのあと部屋で「エヴァ」#25を見る。まとまりつつある気がするのは僕だけ？いや人類補完計画が何をするものなのかはわかりませんが。わからないといっても物語の背景が不明瞭なだけであって、キャラクターそれぞれについてはかなり丁寧に(というのは適切かどうかはわからんが...表現手段がどうであれ全面に押し出そうとはしていると思う)伝えようとしていたと思う。結構親切だな、とか(^^;。

• ついに卒業(^^)。

• ...しかし僕はなにから卒業するのだろう...。

• 「なぜあなたは学校に残るの？」
• 「まだやりたいことがあるからさ。」
• 「嘘。」
• 「嘘なんかじゃない。まだ全然やりたらないんだ。」
• 「何がやりたらないの？」
• 「だって時間がなかったんだ。できなかったんだよ。」
• 「やろうとしなかったくせに。」
• 「違うよ。僕は一度にいろいろできなんだよ。」
• 「そうやって自分の好きなこと、楽なことだけやってる。」
• 「そんなことない。やるべきことはやってるさ。」
• 「やるべきことはやっている。そう、自分ができることだけやっている。」
• 「それがどうしていけないんだよ。できないものはできないんだよ。」
• 「そうして自分を決めつける。」
• 「決めつけてなんかいないさ。僕は自分のやりたいことをやるために、学校に残ってるって自分で決めたんだ。」
• 「なぜあなたは学校に残るの？」
• 「学校の方がやりたいことができるからさ。」
• 「ほんとうなの？」
• 「ああ。そうさ、みんなそう言ってる。」
• 「みんながそう言ってるから、自分のやりたいことができるの？」
• 「違う。これは僕が決めたんだ。」
• 「やりたいことってなに？やりたいことを見つけられなくてさまよってるくせに。」
• 「さまよってなんかいない。まだそこに着かないだけだよ。」
• 「そうしていつまでもたどり着こうとしない。ほんとうはたどり着けないのに自分からたどり着かないと思う。欺瞞だわ。」
• 「だってしょうがなかったんだ。まだできないんだ。」
• 「そうしてできないと決めつける。いつまでもいつまでも。」
• 「できないこととできることを区別してなにが悪いんだよ！」

• ということを卒業式の間、考えた。

• 祝・矢上←→SFC ATM 30Mbps開通(^^)。

• jpgate.wide.ad.jpまで7ms。こんなもんだ。

• 本日、「風使い通信vol.8++」著者贈呈分を発送致しました(^^)。長い間お待たせ致しまして本当に申し訳ありませんでした。

• で、「エヴァ」FINAL。あれも一つの終局の形なのか。結局、終われなかったのね。

• 謎を解かなかったのはそれが物語の本筋じゃなかったから？物語の舞台、あるいは道具に過ぎなかったから？

• 確かに謎めいた舞台や道具は人々の心を引き付けてやまなかった。でもどうして気づかなかったのだろう。その謎が意味を持たなくなったとき、物語自体を押し潰してしまうかもしれないということを。

• そんな謎に結局押し潰されたのが「エヴァ」自身。もし仮に「エヴァ」がシンジの成長物語だとして、そんな謎につつまれた舞台や道具が本当に必要だったのだろうか？

• どう言ってもいいけど、あんなものでシンジの成長物語だの、心の補完だの言うのはやめて欲しい。あの最後の拍手の虚しさは誰が救ってくれるんだろ。できなかったのね。結局。

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